会話力アップの練習法

【好印象のカギは声のトーン】ビジネスに効く話し声の秘訣をご紹介!

こんにちは、めぐみです!

このページをご覧のあなたは、

・普通に話していても自分の声に自信がない、録音で声を聴くと嫌になる

・相手に好印象をもってもらえる声になりたい

そんな悩みを持っているのではないでしょうか?

わたしを含めて、話し方教室にいらっしゃる生徒さんたちのほとんどが「声」についてコンプレックスや悩みをもっています。

そんな生徒さんたちが、教室でのレッスンと練習を繰り返した結果、見違えるような話し方をマスターしていく姿にはいつもうれしい驚きを感じます!

ここではビジネスシーンで力を発揮できる声の作り方についてお伝えしていきます。話し方教室のレッスンでも取り入れている話し声の秘訣です。

わたしたちと同じく、声の悩みを解消するために一歩を踏み出したあなたもきっと好印象の声を手に入れることができますよ^^

この記事でわかること

・各ビジネスシーンで好印象を持たれる声のトーンがわかる

・声のトーンのをコントロールできる練習方法がわかる

話しの中身よりも声を磨く方が大事?!

以前、「人は見た目が9割」という本がベストセラーになったのをご存じでしょうか。

そうなんです、会話の印象を決める要素を大きい順に見てみると一番は「見た目」、次に「声」、そして最後に「話の中身」という割合なのです。

グラフにすると一目瞭然、これはメラビアンの法則と呼ばれています。

声ってこんなに印象を左右するんですね。声が良ければ、内容は大した話じゃなくても「なんとなく感じのいいひと」になれちゃうということです。例えばカラオケで意外な人が歌がうまかったとき「おぉ~」となった経験、あなたにもあるのではないでしょうか。笑

好印象の声は万人にウケます。相手に合わせた話題選びや話し方をいくつもマスターするよりも、簡単に大きな効果が得られるのでぜひ楽しんで頑張っていきましょう!

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ビジネスシーンで好印象を受ける声のトーンとは?

仕事のときの服はスーツを選ぶように、言葉使いは敬語を使うように、声にも「お仕事用の声」が必要です。

声の印象は、トーン(高い・低い)とスピード(速い・ゆっくり)の組み合わせで変わってきます。

図で見るとイメージが掴みやすいですね。そこへボリューム(大きい・小さい)の調整も加えます。

ここではお仕事でよくある場面での目的別に適した声のトーンをお伝えします。具体的な口の動かし方など練習方法については後の項目で解説するので、ここではトーンのタイプを確認していきましょう!

目上のひととうまく話したい

声のトーンは高過ぎず、低すぎずが理想です。

地声は自分で思っているよりも低くて愛想なく感じるもの。いつもより少しテンション高め、くらいを意識して話すと感じが良くなります。

話すスピードは、相手のテンポを感じてそれに合わせます。相手がゆっくりだったら自分もゆっくりめに、早口だったら早めにしましょう。

自分をアピールしたい

声のトーンは高過ぎず、低すぎずで保ちます。

ハキハキとした印象を与えるためには、力強さを感じる声と豊かな表情が必要です。

力強さと大声は違いますので、必要以上に大きな声にならないように声の大きさの調整も自宅で練習しましょう。表情を出すには唇を縦にも横にもしっかりと動かす話し方を意識しましょう。

話すスピードは早すぎず、遅すぎず。気持ち早めのほうがハキハキした感じが出やすいです。

謝りたい

声のトーンは地声より低めにします。不自然に高い声よりも誠実な印象を与えることができます。

話すスピードはゆっくりめが基本です。ただし、相手のテンポに合わせることで印象を良くする必要もあるので、早口の相手に対してはこちらの話す速さをちょっと早めにする工夫をしてみましょう。

素直な気持ちで「申し訳ない」という感情を乗せることが大切です。

 

声のトーンを改善できる簡単練習法

先に紹介したような「お仕事用の声」を作るためのや呼吸法や口の動かし方を紹介します。

たくさんあるなかでも、ハードルが低くて続けやすくしかも効果がわかりやすいものを厳選してお伝えします。

家で声を出してやる練習と、声を出さずにできてアポイント直前の出先でも実践できるトレーニングです!

基本!腹式呼吸が身につくお手軽トレーニング

胸式呼吸よりもたっぷり空気を取り込むことができる腹式呼吸は、「いい声」を出すためには欠かせません。

声は吐き出す息に乗せるものなので、たっぷりの空気が取り込めていないとたっぷり吐き出すこともできないからです。

さらには自立神経に働きかけてリラックス効果も得られるので、緊張対策にもなるんです!このトレーニングでぜひ身につけてくださいね。

step
1
お腹に手を当てて

体勢は座っても、立ってでもお好みで大丈夫です。
椅子の背もたれや壁に背中を固定させると、お腹の膨らみと凹みの動きがわかりやすいです。

step
2
1~10まで大きな声でカウント

「イチッ! ニッ! サンッ! ...ジュウッ!!」と大きな口の動きと大きな声でカウントします。
この時カウントの発声と同時に思いきりお腹を引っ込めて、空気を一気に押し出します。そしてすぐ縮んだお腹を緩めます。
声を乗せて息を吐きだし、瞬時に鼻から息を吸う感じです。

step
3
3セットを連続でカウント!

この瞬発的な動きの1~10カウントを休みを挟まず連続で3セット行います。
お腹を確実にバウンドさせながらカウントしましょう。腹筋も引き締まってスタイルアップも期待できますよ~!

場所を選ばない!声を出せない所でもできるトレーニング

もうひとつは舌と口まわりのトレーニングです。

声がたっぷり出ていても、滑舌が良くないと聞き取りにくい話し方になって損をしてしまいます。このトレーニングで普段は意識していなかった口周りの筋肉をほぐして滑舌を良くしましょう。

声は出さずに動きだけなので、出先のトイレなどで会話の直前対策としても使えます!

step
1
舌を上下左右にストレッチ

まずは口を閉じたままで、舌でぐるっと一周歯茎を舐めます。右回り、左回り、1回ずつまわしましょう。

次に舌を横に突き出し、ワイパーのように左右に動かします。不二家のペコちゃんみたいな感じで10回往復!

今度は舌を思いきり前に突き出して上下に動かします。鼻に向けて、あごに向けて、10回往復!

step
2
母音のときの口の動きをおおげさに

「あ・い・う・え・お」の口の形を思いきり口周りの筋肉を動かして作ります。

「あ」大きく、丸く、上下の歯が見えるくらい大きな口を開ける

「い」口の両端、口角を思いっきり横に引っ張る

「う」口をすぼめたチューの形から少しだけ緩める

「え」先ほどの「い」の形から下唇だけを下げる

「お」「あ」と「う」の中間くらいの大きさで口を丸く開ける

step
3
目元の動きも加えて変顔

目を見開いて「あ」→「お」、「う」→「え」。

目元を緩めて笑顔の状態で「い」→「う」、「あ」→「え」。

変顔をするように顔全体の筋肉を大きく動かします。特に口の動きをはっきりつけて、顔に動きを覚え込ませましょう!

まとめ

話しの内容以前に印象を大きく左右する「声」。

会話術の中でも「声」の要素がこんなに重要だということに気がつくことができれば、改善練習も俄然意欲が湧いてきますね!

声の高い・低い、早い・遅いを意識して使い分けることで目的にあった効果が得られます。

ボイストレーニングを受けるのが改善効果が大きいとわかっていても、ほとんどのひとはレッスンに通うのは難しいと感じちゃいますよね。

そんな場合は、より具体的な自宅トレーニングができる専門教材などを活用するのもいいと思いますよ!

自宅や出先でのちょっとしたトレーニングで声の変化が実感できるので、毎日積み重ねることで好印象の声を身につけていきましょう!

 

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