国内で極上の羊を育てている「羊まるごと研究所」の酒井伸吾さん。
羊のすべてを知るプロとしてメディアに出演することもあって気になる人物です。
自分を含めてサラリーマンをしているひとはたくさんいても、羊飼いをお仕事にしているひとって周りを探してもめったにいませんよね!
酒井伸吾さんが羊を育てる名人と称されるまでの経歴は?
メディアに出るほどの酒井伸吾さんの年収ってものすごい?
そんな興味が湧いたので今回は「酒井伸吾(羊飼い)経歴や家族構成は?年収はどのくらい?」と題して調査しました!
せび最後までお付き合いください^^
(酒井伸吾さん経営牧場「羊まるごと研究所」通称ひま研産のラム肉が食べられるお店についてもこちらで紹介しています♪)
もくじ
酒井伸吾の経歴や家族構成は?
そもそも酒井伸吾さんが羊を育てるお仕事に就いたきっかけは何だったのか、学歴や家族構成を調べました!
酒井伸吾さんのプロフィール
年齢:49歳(2020年現在)
居住地:北海道白糠町(しらぬかちょう)
出身高校:北海道函館北高等学校
出身大学:帯広畜産大学 畜産管理学科
家族構成:奥さんと息子さん4人の6人家族
酒井伸吾さんは49歳。
酒井さんが牧場「羊まるごと研究所」を営む白糠町は毎年ふるさと納税のランキングでトップに入る町で、返礼品のいくらが大人気みたいですね!
高校・大学と北海道内の学校であることから、酒井さんは学生時代から牧場経営をしている現在までずっと北海道一筋という印象です。
酒井さんより2つ年下の奥様との間には4人の息子さんがいらっしゃるそうで、家族みんなが牧場のお手伝いをされているそうです。
2020年の夏には「20歳になる息子に、牧場の羊の毛から作った服地で仕立てた自分のスーツを仕立て直して贈った」とのお話をされていました!羊飼い一家のとっても素敵なご家族のエピソードですよね^^
この20歳になる息子さんがご長男のようで、三男さんは高校1年生、四男さんは中学1年生ということです。次男さんの情報は見つけていませんが、長男さん次男さんの間の年齢であることから高校生~大学生の年齢かと思われます。(2020年11月現在)
息子さん4人がいてまだまだ子育ても真っ盛りの酒井伸吾さんですが、羊に対しても愛情あふれる育て方をされている方として有名ということで、次に羊飼いとしての経歴をみていきましょう!
酒井伸吾さんの勤め先や活動
酒井伸吾さんと羊との出会いは畜産大学だったそうです。
大学生のクラブ活動の一環で農家さんの手伝いにいく機会があり、そこで羊毛の糸紡ぎに夢中になったことがきっかけになったんだそう。
羊に興味をもった酒井さんは大学卒業後に羊牧場に勤務した後にモンゴルで1年間遊牧民と羊とともに暮らしたという経験の持ち主。
モンゴルからの帰国後は、学生時代から実習などでご縁があった武藤浩史さん経営の茶路めん羊牧場で2年間勤務し、2001年にご夫婦で北海道で「羊まるごと研究所」を開きました。
「羊まるごと研究所」は羊の毛と肉の販売のみで生計を立てるという全国でも少ない牧場です。
その名の通り、酒井伸吾さんの掲げる牧場の理念は羊を食肉だけでなく「衣・食・住」すべてにおいて羊のポテンシャルを丸ごと活かしきること。
それはモンゴルで遊牧民たちと暮らした経験から、羊の文化的意味にに強い魅力を感じたからだと酒井さんはお話されています。
お肉はごちそうとして食文化を支え、毛は衣類はもちろんカーペットやゲルのような住まいにも活用され、腸は弦楽器の弦になったりと、まさに丸ごと人の暮らしに欠かせない存在ですよね。
羊に対しては、ただお肉を出荷するための家畜という感覚ではなく尊敬と感謝の気持ちで向き合っているという酒井さんのお話は胸に響きます。
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酒井伸吾の年収はどのくらい?
国産の羊肉はとっても希少価値の高いお肉!
日本国内の羊の半分は北海道にいて、その北海道の羊のほとんどは「趣味」で飼われているんだそうです。
ですから、国産の羊肉ってとっても希少。具体的な数値で言えば、国内に流通している羊肉のうち国産のものは1%以下という希少さ!!
そんな希少なお肉を生産し、名だたる三ツ星レストランや国際サミットのメニューに採用されるほどの評価を得ている酒井伸吾さんは年収もめちゃくちゃすごいのかしら?!と思ってしまいます。
酒井伸吾さんの年収はどのくらい?
結論からお伝えすれば、具体的な年収の情報は見当たりませんでした。
酪農家さんの平均的な年収は500~600万円というデータもありますが、従事者と経営者でもかなり幅があるようなので推測も難しい世界のようですね。
年商が大きくても、牧場維持費はかなり大きいと思われますので手元に残る利益としてはそんなにないというケースも珍しくないはずです。
そして、酒井伸吾さんの理念として「足るを知る」ということをお話されていることから大きく利益を追う方ではないと思います。
あるインタビューでは酒井さんがニュージーランドやオーストラリアといった畜産の先進国ではなくモンゴルに行った理由として、「経営的・戦略的なことよりも、まずは羊と共に暮らして自分を【畜産人】に変えてみたかった」ともお話されています。
有名シェフから引っ張りだこの状況の酒井さんに対して、「規模を拡大すべき」という声も当然あるようですが、酒井さんは今以上羊の数を増やすつもりはないそうです。
「頭数を増やすことで味がブレてしまう。無理に数を増やせば僕も、お店も、そこへくるお客さんも、満足できない羊になってましまうかもしれない。それでは誰も幸せにならない。」と明確なスタンスをお話されていました。
年収を伸ばすことにとらわれずに「羊飼い」として真摯にお仕事をされるスタンスこそが酒井さん成功の理由でもありそうです!
まとめ
羊牧場の「羊まるごと研究所」を経営する酒井伸吾さん。
経歴や家族みんなでの愛情あふれる羊飼いライフや牧場経営の理念を知れば知るほどその魅力に惹かれますね。
年収については情報がなく数字でその成功を測ることはできませんでしたが、牧場を開いた当時からブレることのない「足るを知る」という暮らしの幸せに対する価値観ごと酒井さんの「羊丸ごと研究所」のお肉が愛されていて本当の意味での成功者ではないしょうか^^
今回は「酒井伸吾(羊飼い)経歴や家族構成は?年収はどのくらい?」と題してお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます^^